月経のトラブル

個人差がある月経のトラブル、『痛み』

月経痛は腹痛や腰痛があったり、『痛み』の存在に毎月悩まされる方もいます。

小学校で男女分かれての授業のなかで、生理や性についてもう少し踏み込んだ教育があれば良かったです。

私が学生の頃は、生理は病気じゃない。だから『我慢』が当たり前。鎮痛剤は飲まないように、と周りから言われてきました。そういった感覚が無意識に、自分自身に頑張りが足りないと、思った事もありました。教えてもらうのは、母親か姉。たまに保健室の先生。情報交換はクラスの女子くらいでしたね。

大人になり就職先で、一緒に働く事になった同僚との出会いがきっかけで、月経のトラブル『痛み』について私の考えが変わりました。

休みはシフト制でしたので、同僚が急遽休みを代わって欲しいという事が何度かあり、理由を聞いてみたのです。「生理痛が酷くて、1日目は辛いんだよね」休みは何度か代わりましたが、しっかり基礎体温を測っている自己管理は、かなり徹底してたのは感心でした。

ある日出勤すると、同僚が具合悪そうにしていて「生理がきてしまった、、」半泣き状態。その状態では接客はできないので、休憩室で休んでもらってました。覗くとお腹を抱えて、横になって顔面蒼白。私が「薬はある?病院には行ってるの?」と聞いたところ具合悪く痛みが酷いのは、1日目だけだから我慢してると。同僚の母親は生理の2日目までお風呂は入ってはいけないという、事情なども打ち明けてくれました。

月経1日目などにお風呂に(浴槽に浸かる)入れないというのは、昭和と平成初期あたりに、たまに聞く話しでした。私も知人から膣内に菌が入るとか、何やら今となっては間違った情報でした。一般家庭でもまだシャワーがある家庭は、多くはなかったというのもありますね。

痛みだけではない、月経トラブルですが気になることがあれば早めに婦人科へ受診し、日常生活についても医師からアドバイスしてもらうのも良いです。

是非参考にしてください

同僚との出会いがきっかけで、私は女性特有の悩みが辛い時は休んでいい、そして話しをしてくれるなら耳を傾けたいと思いました。